栃木県 /ガラス(小物 アクセサリー)



バーナーワークの技法での制作が中心です
ガラス棒を、バーナーで溶かして形をつくります。棒の種類は トンボ玉系 パイレックス系(硬質ガラス) 私が使う並硝子系(窓ガラス位)などがありそれぞれに特徴があります。トンボ玉のガラスは歴史的にも古く 扱ってきた人も圧倒的に多いと思います。入門編として いろいろな面で入りやすいと思います。
それに比べて硬質ガラスは 必要なものも多く 少し覚悟が必要かもしれません。ガスの他に酸素が必要になります。かなり高温にするためです。バーナー本体もかなり高価なものになります。ガラスの種類は大きくこの2種類ぐらいです。私の使うのは中間というか 酸素は使いますが硬質ガラスほど硬くはありません。30年以このガラスを扱っています。溶かしていく中で金銀箔と色を閉じ込めながら形を作っていきます。型枠などは使いません。中空で作りますのでスピードが必要です。手が遅いと冷めるのが早いためすぐひび割れていきます。最近はダイクロガラスという素材をつかうことも多くなりました。 他に私が使う技法として フュージョング、 サンドブラストというのがあります。
時計は バーナーワークでつくり損なったものや 気に入らなっかったものを電気炉の中で溶かし合わせて作ったものです。フュージングと言ってガラス板などを並べて炉で焼くもので、七宝焼と似ています。球体のネックレスはバーナーで球を作ってからサンドブラストで彫っていきます。硬質ガラスを使っており大変手間がかかりますが、珍しいとおもいます。 以上簡単な説明でした。近年はガラスに携わる人が多くなり、見る機会も多くなりました。それぞれの手によってちがうので 好きな方には注意して見てもらえると楽しめると思います。
長いことやってきましたが、ガラスの命は透明感とそれから発する輝きです。ずっと大事にしてきました。身につけるものは、シンプルかつ使い勝手の良いものを作っています。ぜひお立ち寄りください。